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船着場には多くの観光船が停泊していましたが、あまりお客はいない模様。ひとりの乗員のおじさんが、「どう?」勧めてくれたので私たちはお城のまわりをぐるりと回るショートコースの船に乗り込みました。お客はわたしたち二人だけ。「最低三人集まれば出発する」というのでしばらく待っていると小さな男の子を連れた若い父親がやってきてなんとか三人半を確保しました。私たちが乗った船は写真の船のような情緒はありませんが大きさはほぼ同じです。たった三人半のお客のために運航してもらうのは気の毒でした。ひとり10ユーロ、子供は4ユーロですから売上はたった34ユーロです。
ひまなもので航海中おじさんはつきっきりで解説してくれました。オペラは二週間前に終わったそうですが「オペラが終わっちゃうとあとはもうなーんもない」とのこと。この町はまさにオペラの町なんですね。ここにセカンド・ハウスをかまえている世界的なオペラ歌手もいるそうです。 |